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「秘密 トップ・シークレット 3」 清水玲子/白泉社 

秘密-トップ・シークレット 3 (3)待ちに待った「秘密」シリーズ第3巻。そういえば、連載が始まった時、ちょうど全プレのCD欲しさに本誌を買ったのだけれど、「これは単行本にまとまった時に一気に読みたいっ」と読むのをぐっとこらえたのでした。そうか、あれは2005年のことだったのか。

本当に短い話がひとつ(ただし、これがとても怖い。怖さでは今までの中でいちばんかも。)、おまけ話のようなものがひとつ収められてはいるけれど、ほぼ1冊が「秘密 2005」。読み応えは十分です。
猟奇的な殺人事件の先にどんな真実があるのか、考えながら読み進んでいくとそれはある程度想像がつくのですが、クライマックスでは考えていたことなんてふっとんでしまうくらいに、ただただひたすら頁をめくりました。
読後は、せつないような、やりきれないような、なんだか怒りのような、いろいろな気持ちが頭の中をぐるぐるして、しばらく落ち着きませんでした。罪を犯した者にも、被害者にも、捜査する者にも、そして社会的な弱者にも、肩入れすることなく、何が正義かなどということは示さない。こういう話を書くの、上手いですね。
話のキレという点ではやはり長編よりも中編が上だなと思うのですが、どんな形でもいいからまだまだ読ませてほしいと思います。満足。

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