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『太陽の坐る場所』 辻村深月 

太陽の坐る場所
高校を卒業して10年。毎年開かれるクラス会の席で話題になったのは、今は女優となった「キョウコ」のこと。どうすれば彼女は次の同窓会に来てくれるだろう?気がつくと聡美は皆を代表してキョウコに会いに行くことに…。

高校の同級生5人が交代で語り手となり、それぞれがそれぞれの形で囚われたままでいる高校時代のこと、そして現在の状況が語られていきます。

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『儚い羊たちの祝宴』 米澤穂信 

儚い羊たちの祝宴
帯には「ラスト一行の衝撃にこだわり抜いた、暗黒連作ミステリ」と書かれています。まさにその通り、ラストに驚きが用意された連作短編集。
ラストでのそれも短い文章でのどんでん返しは短編ミステリにのぞむ大きな要素だとは思いますが、それを堂々帯にうたっているというのもすごいですね。だからどうしても読んでいるこちらとしては、そのどんでん返しを見破ってやろうと思うのだけど、毎回それができないままラストを迎えることに…。
現実と幻想の端境にいるような独特な雰囲気も手伝って、今まで読んだ米澤作品では感じなかったような後味の悪さです。
面白かった?と聞かれたら「面白かった」と答えるけれど、好きかと聞かれたら「あんまり好きじゃないかな」かなあ。


読書カレンダー 

しばらく放置状態だったこのブログですが、思うことがあって、また読んだ本の感想を書きはじめました。いつまで続くかわからないので、ひっそりこっそり出来る範囲で書いていきたいと思います。

さて、しばらくぶりにブログをあれこれいじっているうちに、FC2で公開されているブログパーツの中に「読書カレンダー」なるものをみつけました。
これ、買った本、読み終えた本、興味がある本を登録すると、月に何冊読んだか、買ったか、いくら使ったのか(Amazonから定価を引っ張ってきてくれる。もちろん、訂正もできる)を表示してくれる。公開するか非公開にするかは項目ごと、本ごとに設定でき、公開にしたものはブログパーツに表示されるというもの。
これ、便利ですね!
ブログの記事として感想を書くのはそれなりに気合が要るけど、登録してちょこっとコメントを書いておくだけなら手軽だし。それに買った本の金額が合計されて出るのも「おおっ!」です。家計簿はつけられないけど、これならつけられそう。

私は最近の事情に疎いのでこういうものが前からあったのかどうかは知らないのですが、便利なツールがあるものなのですね。

読書カレンダー

『チェーン・ポイズン』 本多孝好 

チェーン・ポイズン
単調な毎日の中に生きる意味を見出せず、このまま続いていく将来には漠然とした絶望しかない。彼女の口から「死にたい」という言葉がこぼれたとき、近づいてきた人物が言った。

 本当に死ぬ気なら、あと一年待ちませんか?
 一年我慢すれば、私が楽に死ねる手段を差し上げます。


本多孝好さんの本は、デビューからしばらくは新作が出るたび追いかけるように読んでいたのですが、ここ何作かは未読です。だから余計にそう思ったのかもしれませんが、以前に読んだ物語とはずいぶん雰囲気が違うなと思いました。なんていうのかな、少し闇に足を踏み入れたような感じ。

物語は、謎の人物から一年後の死の手段を提示された女性が語る「その日」までと、同時期にアルカロイド系の薬物での自殺が続いたことに不審を抱いた週刊誌記者が女性が何故死に至ったのかを追うさま、時系列の違う2つの話が交互に綴られていきます。

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『告白』 湊かなえ 

告白昨年からずいぶん話題になっていて気になっていました。
「今まで読んだことのない作家さんのテレビで話題になっているほどのベストセラー」というのは、なんとなく買いづらかったりもするのですが、本屋大賞ノミネートの記事を読んでいたら気持ちが盛り上がってきたので今がチャンス!と購入。

”後味が悪い”ということはあちこちでなんとなく目にしていたし、本屋さんのポップにも書いてあったので覚悟して本を開きました。

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