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NINAGAWA 十二夜 

昨日、歌舞伎座の7月大歌舞伎「NINAGAWA 十二夜」を観てきました。

「情熱大陸」を見た時は「いったいどんな舞台になっているんだろう?もしかしてまとまってないなんてこともあるのかな?」なんて思ったのですが、そんな心配は全くいらなかったです。本当に面白かった!幕が開いてからかなり日数も経っているのでこなれていたのかもしれませんが。できることなら、幕開き直後と楽近くとを見比べてみたかったな。

シェイクスピアの原作は私はよく知らないのですが、これって「とりかへばや」?(…というか、私の中では氷室冴子『ざ・ちぇんじ!』なんだけど) 話そのものはもちろん違うけど、設定が似てる気がする。国や時代が違っても、語られる物語は同じなのかな?

菊之助さんが演じたのは男女の双子の兄妹、主膳之助と琵琶姫。ふたりは嵐によって別れ別れになり、妹は男装して左大臣の小姓になります。だから「男」「女」「男装した女」の三役といってもいいと思うのですが、彼はそれを見事に演じわけていました。小姓姿でぴっと背筋を伸ばしている時は男に見えるのに(それでも若衆の時とは違うんですよ、ちゃんと”男を演じてる女”)、興奮したり気が抜けたりするとふにゃりと姿勢が崩れて途端に女の子になる。それが可愛くて。早変わりの場面も多くて、それはそれで「すごいっ!」と思うけど、姿勢ひとつで男から女に変わるところは本当に見応えがあります。このわかりやすさはこの舞台が歌舞伎だということが大きいかもしれませんね。現代劇では難しそうな気がする。だって男の人が女の人を演じることに違和感がありそうだもん(苦笑)

脇を固める皆さんもすごかったです。その中で私が特に「素敵っ」と盛り上がったのは左大臣を演じた信二郎さん。前から気品があって素敵な方だなあと思ってはいましたが、今回は私のツボにストライク(笑)。一途でわがままで困った人だけど、でもそれが可愛いかも、という感じの左大臣でした。
あと目が離せなかったのは麻阿を演じた亀治郎さん。「そうそう、年増女ってこうだよねえ」という感じ。自分がメインで台詞を言っていない間もずっと小芝居をしてるんだけど(つまらない時は爪をいじってみたり、ものすごーく気が入っていない適当な相槌をうっていたり)それが面白くて。台詞を言ってる人も見たいけど亀治郎さんが気になって気になって困るのー状態でした(笑)。

ラストの菊之助さんはもう、とてもとても可愛くて「え、もう終わりなのっ、もっと見せてっ!カーテンコールは?」(<歌舞伎だってことを忘れている(笑))本当にあっという間の3時間半でした。
何度も書きますが、できることならもう一度観たかったです。テレビで放送しないかなあ…。

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