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『サマー/タイム/トラベラー』 新城カズマ /ハヤカワ文庫JA 

サマー/タイム/トラベラー (1)  ハヤカワ文庫 JA (745)     サマー/タイム/トラベラー2

『サマー/タイム/トラベラー』ってとてもいいタイトルですよね。こういうタイトルの本は必ず手に取ってしまうという人は案外多いんじゃないかな。
それがひと夏の、高校生の、幼馴染の女の子が時を駆けてゆくのを見送る男の子が語り手の話とくれば、もう・・・ねえ?(笑)
せっかく読むのなら夏のうちに、と先週から読み始めました。
私はこの作家さんの本を読むのは初めて。読み始めは正直「うーん、私には”読みやすい”感じではないなあ」でした。物語の中心は卓人、コージン、涼、饗子、そして悠有の5人の高校生なのですが、彼らが話すことが私にはちょっと難しくて…(汗)最初は一生懸命考えながら読んでいたのですが、途中から「そうか、雰囲気で読めばいいんだ」と気がついて(もちろん、彼らの言うことをきちんと理解して楽しめればなおいいのでしょうが、私は細かいことを考えすぎると全体が楽しくなくなっちゃいそうだったので)、そこからはさくさくと読めました。
そう、難しく考えることはないんですよね。これはSFだけど、青春小説で、私の読み方はかなり「青春小説」の方に傾いていたけれど、きっとそれでもいいんだと思う。

幼馴染の女の子に対する自分の気持ちを、とても簡単で大切な気持ちを、素直に認められなくて難しい理屈で身を固める男の子なんて、ほんと青春だよね、うん。
昔の自分を重ねて懐かしい気持ちになるのには、彼らはちょっと未来に対して武装しすぎで(私はもうちょっと楽観的だったと思う)どっぷりはまるというところまではいかなかったけど、でもこういう「あの夏を振り返る」話は好きです、やっぱり。
特に好きだと思ったのは2巻236頁からのコージンと卓人の会話。コージンの「だから、もしかしたら」に続く台詞には本当にガツンとやられました。この場面を読んで「この本を読んでほんとによかった」と思ったくらい、とてもとても好き。
ラストも余韻があってよかったです。

余談ですが、クライマックスを読んでいたのは丁度8月27日だったんです。…だから何というわけではないのですが、ちょっとこの物語との縁を感じてしまったのでした。

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コメント

こんにちは

凍月さん、こんにちは。
以前のサイトだったときに何度かあそびに
来させていただいてました。
ブログになってからご挨拶しそびれてたのですが、凍月さんとはあいかわらずツボが似ている(と勝手に思ってるのですが)ようで
いつも楽しませてもらってます。
サマー/タイム/トラベラー、凍月さんの購入記録をみて面白そうだな~と思って私も買っちゃいました。
SFだけど私は青春小説として楽しみました。
夏のあいだに読めてよかったです^^
私も感想ブログはじめましたのでTBさせていただきました。

こんにちは。見てくださっていたのですね。ありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願いしますっ。

読んでいて改めて、「青春小説って好きだー」と思いました。
あと、語り手の卓人視点で話が進行したから仕方がないけど、コージンの出番をもう少し読みたかったな。

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「サマー/タイム/トラベラー 1・2」新城カズマ

「サマー/タイム/トラベラー 1・2」新城カズマ ハヤカワ文庫JA マラソン大会

  • [2005/08/29 23:28]
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