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『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』 桜庭一樹 /富士見ミステリー文庫 

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない九月はじめに転入してきた海野藻屑。彼女は自分のことを「ぼくは人魚だ」という。綺麗な外見に似合わぬ言動に興味津々のクラスメートたちを余所に自分の「実弾」のことを考え続けるなぎさ。そんな、全く違う二人の少女の一ヶ月の物語。

読みたいなーと何冊か買ってはあったものの読みそびれていた桜庭一樹さんの本。『少女には向かない職業』を読む前にこれと『推定少女』は読んでおこう、とまず薄い方を手に取りました。
…思っていた以上に、痛々しい物語ですね。ちらほらと目に入る情報からかなりブラックな話なんだろうと思ってはいたけど、正直想像以上。読んでいる途中、モヤモヤした不快なものがずっと胃のあたりにあったように思います。
ライトノベルの甘そうな衣(イラストやキャラクターなど)を纏っているし、短い物語だけど。でも。
「今」の暗い部分にこういう形で踏み込んで、そこに「理由」とか「救い」を書かない。それがすごいなあと思いました。話題になったのもうなづけます。
この話が好きかと聞かれたらたぶん「好き」とは答えられないと思うけど、それはこの物語が嫌いだとか苦手だとかそういうことではなくて、単純に「好き」と言える内容じゃないからだと思う。
「他の話も読んでみたいな」という気持ちが大きくなってます。

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