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『県庁の星』 桂望実 /小学館 

県庁の星織田裕二主演で映画化というのを聞いてすぐに図書館で予約しておいたのが回ってきました。

県庁のエリートっていうからには主人公はきっと頭が良くて切れ者でかっこよくて、でも鼻持ちならないイヤミなヤツなんだろうな、研修先のスーパーでその鼻はどうやってへし折られるんだろう?
と、わくわくしていたのですが…。

どうしても否定的な言葉が多くなってしまうので、ここからは<続きを読む>の方で。
ただ、これを映画にしたら面白いかもしれないな、とは思いました。
わかりやすいし、クライマックスは盛り上がりそうだし、ひとりの男の成長物語になるんだろうし。
でも小説としての魅力は今ひとつ、だと思いました。

正直なところ私は合わなかったです。
主語のない文章が多くてそれが誰の行動を説明しているのかよくわからないことがとても気になります。
それに慣れてくるとさくさくと読めるんだけど、それぞれが抱える悩みが「ただそう書いてあるだけ」という感じで心の深いところまで響いてこない気がするのです。
楽しみにしていた”県庁のエリートが変わるきっかけ”も、「えっ、ここがそうなの?これだけ?」だったし。

なによりダメだと思ったのは、県庁のエリートであるはずの野村が全然頭が良いと思えないこと。確かに文中で「頭がいい」という説明は何度も出てくるけど、言うことにもやることにも聡明さを感じない。女の子とデートしている場面なんか「この人頭悪いんじゃないの?」とすら思っちゃったくらい。
…って書いていて気がついたけど、もしかして彼の設定って「勉強はできるけど、それだけ。賢いわけではない。仕事ではあまり役に立たない。」エリートということなのかな?でもなー最初にちょこっと出てきた県庁で働く場面ではバリバリやってるっぽかったしなー。
とにかく、彼に魅力を感じないというのは私の中ではかなりマイナスでした。

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