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『ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下』 ダン・ブラウン /角川文庫 

ダ・ヴィンチ・コード(上)読み始めてわりとすぐに思ったのは、「これって、とっても娯楽!?」

…いえ、悪い意味ではありません。
昨年発売されてからずいぶん話題になってちょこちょこと評判は耳にしたけど、読むつもりでいたから細かい感想は読まないようにしていたんですよ。
でも、テレビで検証番組をやっていたのは見ました。その時の取り上げられ方から、もっと小難しい理屈っぽい話だと勝手に思い込んでいたのです。
その印象はいくらも読み進まないうちにすっかり変わりました。だって、いきなり主役が…なんて、ハリウッドの映画みたいだもん。

しかし、上巻が終わったところで全然いいとこなしの主役というのもめずらしいですね。どんどん行動するソフィーと、彼女に押されぎみのロバート。謎を解くための知識を持っている人のはずなのに、全然「俺にまかせろ」っていう感じがしないどころか、時々「ロバート、それで大丈夫なの?」って心配になるようなことを言ったりする。このあたりも面白いところなのかな。私の好きなタイプではないけど(苦笑)

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品に関すること、シオン修道会、テンプル騎士団についての薀蓄は面白かったです。歴史に秘められた真実、というのはやはり魅力的な話題です。っていうか、「秘密結社」っていうだけでもうわくわくするんですけど(笑)
ただ、前にも書きましたが、昨年テレビで放送された検証番組で、本の中で本来なら「そういう見方があるのかっ!」と驚くべきところを見てしまっていたのが残念。「ストーリーはエンターテイメント!だけどその間で語られる薀蓄がすごい」のがこの物語の面白いところなんだろうな、もし薀蓄部分を先に見ていなければ、もっと盛り上がって読んだんじゃないかなと思うのです。

これを映画化というのは、面白そうですね。

ただもうひとつ、残念だったこと。
これは思いっきり結末に関わることなので、未読の方はご注意下さい。

巻頭の写真って、読み始める前に見ちゃいますよね?
私はまず写真をひととおり見て、読んでいて「あ、これ写真があったな」というところは写真を確認する、という読み方をしていたので、終盤のマリーとロバートのやりとりを読んでいて、ロバートが最後にたどり着く答えが薄々わかっちゃったんですよ。
で、エピローグを読んだ感想が「そうだったのか!」じゃなくて、「やっぱり」になっちゃった。写真を見ていなかったら絶対に気がつかなかったはずなのに、なんだかくやしいっ!
こういう核心に触れるものは出来れば巻末にして欲しいな…。

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コメント

ラングドン

そうか文庫版はそういう作りになってるんですね。わかる人にはわかってしまうかもなあ。
ちなみにラングドンシリーズの第一作『天使と悪魔』ではもう少しラングドンが活躍しますよ。っていうかこっちの方が個人的には面白いと思うんですけどねえ。
文庫化は遠いかもしれませんが、気が向いたら是非。読んだ直後にイタリア行きの飛行機に乗りたくなること請け合い。

頭の中で

読みながらずっと「大丈夫かロバート」とか「それは違うよロバート」とか言っていたのをついそのまま書いてしまったということに、shakaさんのコメントを読んでいて気がつきました;

写真については、「これからは写真がついてても最後まで見ないようにしよう」と思うくらいに残念でした。
最後に「ああ!」と思うのが楽しみで読んでいるのに~。

>『天使と悪魔』

『ダ・ヴィンチ・コード』の中で、「あ、これ前作のことなんだな」っていうところが結構あったので気にはなっていたのです。
面白いと聞くとますます読みたくなりますね。
…で図書館で検索してみたら、予想外に予約が一桁だったので、ぽちっと予約。これなら文庫化よりも早く読めそうです。
今回はどうも頼りきれない感じだった彼の印象派変わるのかな?楽しみです~。

私も……

こんなにポップな話だとは思いませんでした(笑)>ダヴィンチコード
書店で「『ダヴィンチ~』に並ぶ」みたいな扱いをされていた『グノーシスの薔薇』を先に読んでまして、これがわりと重厚な話だったので、ものすごく専門的な話を期待していたんですが……。

でも凍月さんの感想を聞いて文庫版が見たくなりました。
ハードカバーで読んだので、文庫は「あ、出てる」としか見てなかったんですよ。

とりあえず私のツボはティーヴィング氏でした(笑)

やっぱり?

読む前との印象(というか、メディアとかでの扱われ方ですよね)と落差がありますよねー。

>ティーヴィング氏

なるほどー。
私も主役よりも彼の方が魅力を感じたなあ。いつでもどこでも自分の世界!っていう感じで(笑)

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