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『天姫(AMATSUHIME)―1319・鎌倉崩壊』『天姫(AMATSUHIME)―1333・鎌倉滅亡』 倉本由布 /集英社コバルト文庫 

天姫(AMATSUHIME)―1319・鎌倉崩壊天姫(AMATSUHIME)―1333・鎌倉滅亡 先日図書館で目にとまり、「読んで~」と言われた気がして借りてきました。

倉本由布さんの本はデビューされてからしばらくは追いかけて読んでいました。歴史ものだと『夢鏡-義高と大姫のものがたり』とか『空耳の恋唄-頼家私伝』とかが印象に残っています。特に前者、木曽義仲の嫡子義高と源頼朝の娘である大姫との幼い恋についてはこれ以外にも何度も題材にとりあげられています。きっと思い入れがあるんでしょうね。
今リストを見てみたら、私が読んでいたのは1994年頃までのようで、歴史もので人気があるという「きっとシリーズ」は未読です。

さて、この「天姫(AMATSUHIME)」は幼くして執権職に就いた北条高時と、鎌倉幕府を滅ぼした足利尊氏の正室登子が、幼なじみでお互いを想いあっていたという設定。ただ一緒にいたいだけなのに、互いの立場がそれを許さない。それでも、どんな立場にあっても相手を想う気持ちは変わらないけれど、変わりゆく時代の中でその想いを貫くことは難しくて。

久しぶりに倉本さんの本を読みましたが、やはりとても読みやすいです。たぶん、相性がいいんだろうな。ことばがつるつると入ってくる感じで、読み始めてすぐに「読んでいる」という意識がなくなります。真っ直ぐに語られる気持ちにどきどきしたり、胸が苦しくなったりしながら2冊ほぼ一気に読み終えました。
ただ、どちらかというと「鎌倉崩壊」の方が面白くて、後半は読んでいる私の気持ちが主役たちから少し離れぎみになってしまったように思います。たぶん天姫があまり好きになれなかったから…というより、「天姫に操られて歴史が動く」ことがあまり好きではなかったからかな。あとがきに「はじめは天姫が出てくる予定はなかった」というようなことが書いてあったことだし、この時代をこの時代を生きた人だけの物語を、今度は書いてくれないかなあ。

鎌倉時代の終焉については実はほとんど知らなくて、北条高時という執権がいたことはもちろん、尊氏がどういう立場で生まれた人なのかもよく知りません。鎌倉幕府が開かれた時のことはいろいろな物語で何度も何度も読んでいるのに。
読み終えた後、俄然この時代への興味が湧きました。このあたりを描いた物語をもっと読んでみたいなと思います。

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コメント

鎌倉

お久しぶりです♪
鎌倉幕府関連でしたら、漫画ですが、湯口聖子さんの『夢語り』シリーズがオススメです。
その中で、幕府が崩壊する頃のお話だと『風の墓標』(全5巻くらい)が良いかも(高時も出てます……キャラは違うと思いますが/笑)。
……ただ絶版になってるか、ちょっと微妙なところ;(わたしが読んでいたのは、中学時代なので/笑)

ふむふむ

わ、いらしてくださったのですね!
ありがとうございます~

湯口聖子さんのマンガは読んでいないのですが、名前を聞いて着物を着た絵柄が頭に浮かびました。

早速検索してみたところ、ネット書店では品切れの巻があるものの、丁度オークションでその巻が出品されていました。これならたぶん読めますね!

まだ盛り上がった気持ちを引きずっているので、教えていただけてとても嬉しいですv
ありがとうございます~

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