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『アイスクリン強し』 畠中恵 

アイスクリン強し
舞台は明治23年。西洋化の波が押し寄せる中洋菓子店を開こうとしている青年が主人公。回りを固めるのは、自分たちを「若様組」と呼ぶ士族の子息の巡査たち。紅一点は、時代に乗って成り上がった裕福な家の娘さん。
このとてもとても心惹かれる設定に、表紙の絵がまた素敵なものだから、期待がどうしても大きくなってしまいます。

過度の期待を持って読み始めたのがいけなかったのか、なかなか登場人物たちが頭の中で像を結んでくれず、1話目を読み終わるのに結構時間がかかってしまいました。
そこから先は波に乗れたようですんなり最後まで読むことができたのですが、読み終えての感想は、「うーん、物足りないなあ」。
物語全体の雰囲気を重くしたくなかったのかもしれないけど、この時代の暗い部分について話に取り入れているのに、それをあまりにもさらっと流している感じがしてしまって。
特に「ゼリケーキ儚し」の後どうなったかについて、後の話の中で全く触れられていないことが残念。そこ、重要ではないのかな?

設定はとても魅力的なだけに、惜しいなーという気持ちです。

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