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『オチケン!』 大倉崇裕 

シリーズ第2弾の『オチケン、ピンチ!!』を開いたら、どうも前作の最後から繋がっているみたいなのにどう終わったのかよく思い出せず…(汗)

というわけで、再読。

名前が越智健一だという理由で連れて行かれた落語研究会。部員は天才的な落語の才能を持つ岸と、私は落語はやりませんと豪語する強くて切れ者の中村の2人だけ。部員が3人を切ると自動的に廃部になってしまうから、と半ば強引に入部させられてしまった越智の波乱万丈なキャンパスライフの幕開け。

本人にまるでその気がないのに気がついたらトラブルに首まで浸かっているのが、気の毒やらおかしいやら。部室の使用権をめぐる争いに、学院に多大な影響力を持つ馬術部の醜聞と、休むヒマなし(笑)
どちらの話も謎ときに落語の噺が絡んでいるのが楽しいです。「寿限無」とか、わりと耳になじみのある噺をひいているのも嬉しい。
謎解きについては少々強引な感じもするけれど、状況や動機もなんというか大仰で(それでいて本人たちは大真面目)マンガチックな感じもするので、強引くらいでちょうどいいのかな。

それにしても、先輩2人は本当に食えないですね。読んでいて、「そういうヒントを出すってことは真相がわかってるってことじゃ?なら教えてあげればいいのにー!」と何度思ったことか。

巻末についている付録の落語についてのエッセイも面白いです。大倉さんは落語がお好きなんだなあと改めて思いました。


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