スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『水の時計』 初野晴 

水の時計 (角川文庫)
本棚で『中空』と並んでいたため、久しぶりに手に取りました。

読み始めたら止まらなくなってしまって、ほぼ一気読み。
文章は読みやすいし、物語と読んでいる私とか一体になるまでが早いです。これって重要。
章毎に語り手が変わるため、彼らから見たすばるが語られるだけで、彼の気持ちが直接わかる描写はあまりないけれど、白くなってゆく髪の色と険しくなってゆく顔つきが抱えたものの大きさを伝えてくれます。
話の大筋は覚えていたのに、終盤はやっぱり泣いてしまいました。

そういえば、この本を読んでずいぶん経ってから作者が男性だと知って驚いたっけ。
わかって読むと葉月の描かれ方なんかは確かにそうかなーとは思うけど、名前の雰囲気と文章の瑞々しさから女性だと思い込んでいたんですね、きっと。
この本が好印象だったので後の著作も購入しているのに最近の何作かは積読になっています; もったいないですね。これを機会に読みたいな。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://itetsuki.blog3.fc2.com/tb.php/255-f5b2817c

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。