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『あなたに贈る×(キス)』 近藤史恵 

あなたに贈るキス (ミステリーYA!)
感染したら二週間後には確実に死に至る病、ソムノスフォビア。感染ルートはひとつ、キャリアと唇を合わせるキスをすること。

法律で唇を合わせるキスが禁止されている世界で語られることで、改めて「キス」という行為が愛情表現の中でもトクベツなものなんだなあと思わせられます。

少女期特有の潔癖さが描かれてこその物語ではないかと思います。が、全寮制の共学の学校が舞台なのに、砂川くんや林先輩以外の男子の存在感がとても希薄で、「あ、共学だっけ;」と思うこともしばしば。それがよいのかよくないのかはわからないけど、私はこの物語の雰囲気は好きですね。

ただ、ラストはもうちょっと違う展開がよかったかな…。

それと、あとがきがとてもよかったです。この2ページも私の大切なビー玉になりそう。

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コメント

近藤さんらしい終幕

素敵な小説でしたね。
キスが禁止されながらも、それでも美しいもの、特別な愛情表現として(ごく)一部で残っているのが印象的でした。

共学なのに男臭さのない、まるで女子校のような綺麗な(繊細な)別世界を、最後の数頁で現実に突き落とすラストは残念な気もしますが、でもこれが近藤史恵さんなんだと感じました。

Re: 近藤さんらしい終幕

コメントありがとうございます!

確かに、ラストまでの雰囲気も、ラストも近藤さんらしいなと思います。ラストで「え!?」と思ったのは私がもっと綺麗な世界に浸っていたかったからなのかもしれません。

近藤さんは好きな作家さんなのにいくつか積読になっているものがあるので、時間があるうちに読みたいなと改めて思いました。

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