スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ひかりのまち Nerim's note』 長谷川昌史 /電撃文庫 

ひかりのまち―Nerim’s note
夜だけが続く日黒期。百年に一度やってくるこの闇は24日間という予想を超え、続いている。この現象と、立ち入り禁止の森で行われていること、そこで行方不明になった兄、いろいろなことに疑問を持っていたネリムは、傷薬をもらいにいった医務室でディネという謎めいた女と出会う・・・。

学校の先生が「地動説」を教えていたり、時計が「知識の結晶」だと言われていたりで、なんとなくちょっと昔の話っぽいんだけど、「キックスケート」とかが普通に出てくる。そんなにファンタジックな感じでもないんだけど、でも「雪虫」とか「時磁石」とかこの世界のものではないものもあたりまえのように出てくる。この雰囲気は好きです。私はどちらかというと、完全に異世界よりも「なんとなく異世界」が好きみたい。
それにこれ、私が好きな「そして少年は大人になる」(・・・いや、大人とまではいかないかもしれないけど)話なんですよね。

物語のはじめにディネが口にする「本当のこと」。それを追いかけてゆくうちにいろいろな真実を知ることになるネリム。私もその「本当のこと」が知りたくて、一気に読んじゃいました。気分はネリムで読んでいたので、年上のおねーさんに翻弄されちゃうあたりはちょっとドキドキしちゃいましたよ(笑)

クライマックスで起きたことについては「そこまでしないといけなかったのかな?」と思わないこともないけど(犠牲も大きかっただろうし)、それでも時計塔の上でのやりとりはぐっとくるものがありました。

キャラも文章も好みだし、次作が出たらぜひ読みたいな。
あと書きには「夏ぐらいに続編」とありますが、私としては、この話はここで終わってもいいと思うんですけどね。ひとつの物語として完結していると思うもん。彼らの今後を見てみたいと思う気持ちはあるけれど・・・どうなんでしょうね?

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://itetsuki.blog3.fc2.com/tb.php/41-882355da

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。