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『ひかりのまち Nerim's note』 長谷川昌史 /電撃文庫 

ひかりのまち―Nerim’s note
夜だけが続く日黒期。百年に一度やってくるこの闇は24日間という予想を超え、続いている。この現象と、立ち入り禁止の森で行われていること、そこで行方不明になった兄、いろいろなことに疑問を持っていたネリムは、傷薬をもらいにいった医務室でディネという謎めいた女と出会う・・・。

学校の先生が「地動説」を教えていたり、時計が「知識の結晶」だと言われていたりで、なんとなくちょっと昔の話っぽいんだけど、「キックスケート」とかが普通に出てくる。そんなにファンタジックな感じでもないんだけど、でも「雪虫」とか「時磁石」とかこの世界のものではないものもあたりまえのように出てくる。この雰囲気は好きです。私はどちらかというと、完全に異世界よりも「なんとなく異世界」が好きみたい。
それにこれ、私が好きな「そして少年は大人になる」(・・・いや、大人とまではいかないかもしれないけど)話なんですよね。

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『終戦のローレライ 下』 福井晴敏 /講談社 

終戦のローレライ 下水曜日から読み始めた『終戦のローレライ』をさっき読み終わりました。時間の都合で下巻の途中がやや細切れ読書になってしまいましたが、終盤は一気読み。ぐっとくる場面の連続で、追っている文字がぼやけることもしばしば。
長い物語だったけど、読んでよかった!
まだ今はいろいろな気持ちが頭の中をぐるぐるしていて、ぼうっとしています。寝る時に「椰子の実」の歌が聞こえてきそう。

ひとつ、終章を読んでいて気がついたこと。
征人たちの年齢って、私の父親よりも上だけど、私の祖父よりは下なんですよね。そのことに気がついて、そばにいた相方に「戦争って、そんなに前のことじゃないんだね」と言ったら「そうだよ、お前のお父さんだって戦前の生まれだろ?」ってあっさり返されてしまったのですが。
・・・それはそうなんだけどさ。そうなんだけど、でもちょっとショックなのです。

あ、でも、戦争を描いてはいてもこの物語は一級のエンターテインメントだと思うし、彼らの行動に胸を熱くしっぱなしだったわけで、上に書いたことは本当に最後になって考えただけなんですけどね。

終戦のローレライ 1,2 福井晴敏 /講談社文庫 

終戦のローレライ (1)終戦のローレライ (2)今日は休みだったので、1日かけて終戦のローレライを読むぞ!と昨日から決めていました。
起きて、先日買った文庫の1,2と図書館で借りた下巻、それからお菓子と紅茶を用意して、読み始めたのが朝の8時。お昼に簡単な食事をしたのとお茶のおかわりを用意した以外はほとんど休みなしで読み続け、2巻を読み終えたのは夕方の6時。・・・一日で読もうなんてやっぱり甘かったか。読むのが早い方ではないしそのくらいかかるかなとは思ってはいたけど、出来ることなら一気に読みたかったなあ。

『亡国のイージス』も面白かったから、きっと読み始めたら止まらないだろうなとは思っていたけど、やっぱりその通り。いえ、思っていた以上かも。だって、私のものすごくツボな設定なんだもの。
太平洋戦争末期の潜水艦での物語、そのくらいの予備知識しか持たずに読み始めたので、これは予想外のわくわくでした。何がそんなに好きなのかというと・・・これはやっぱりネタばれな気がするので<続き>の方で。

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