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立川志の輔さん らくご会 

立川志の輔さんのらくご会。
チケットに印刷されたタイトルによると、第26回とのこと。もうそんなになるのか…。

チケットを取ったはいいものの予定日も近いので行けるかどうか心配だったのですが、特に問題なく聴きに行くことができました。行けてよかった!

今日は短めの現代ものが2席と古典1席の3席。
何も考えずに笑える新作落語もいいけど、やっぱり古典が聴きごたえがあっていいなあ。
今日お演りになった「徂徠豆腐」は以前にも聴いたことがあるのだけど、前と違う印象。細かいところを変えているのかな?とても新鮮な気持ちで聴きました。
同じ演目でも演じる人によって全然違う印象なのも面白いけど、同じ人が演じる噺が年月とともに変化していくのも面白いですね。…って語れるほど落語に詳しいわけではないのですが;

『うさぎ幻化行』 北森鴻 

うさぎ幻化行 (創元クライム・クラブ)
飛行機事故で命を落とした義兄が残した「音」の記録。義兄にうさぎと呼ばれていたリツ子は、この記録が自分宛てではないのではと感じる。もう一人のうさぎとは誰なのか。音の向こうに隠されたメッセージとは?

北森さんの作品は、すごく好きだと思うものと、うーん…と思うものに結構はっきりとわかれるのですが、今回は後者かなあ…。
全体の仕掛けは面白いと思うし、複雑に絡み合ったものが向かった結末もいいのだけど、ひとつひとつの謎解きが私にはちょっと理屈っぽくて、素直にああそうかと思えなかったので。

とはいえ、もっと北森さんの作品を読みたかったと思う気持ちに変わりはなく、とても残念です。
未読の作品がまだあるし、機会をみつけて再読もしたいなと改めて思いました。

『天国旅行』 三浦しをん 

天国旅行
全て心中をテーマにした短編集ということなので重たい話ばかりなのかと思ったら、そうではありませんでした。話によって語り口も雰囲気もガラリと違う。「心中」の扱い方も様々で、しをんさんの引き出しの多さを感じます。

私が好きだなと思ったのは「森の奥」と「初盆の客」。
こうやって好きな話を挙げてみると、自分がどういう話が好きなのかがよくわかりますね。
この本を読んだ人同士でどれが好きだったかを話すとお互いの好きな本の傾向がつかみやすいんじゃないかなあ、と思います。

「ダーリンは外国人 with BABY」 小栗左多里&トニー・ラズロ 

ダーリンは外国人 with BABY
会社の先輩がもうずいぶん前からこのマンガのファンで、これ以前に刊行されたものは借りて読んでいました。
産休に入るときにその先輩が「貸そうと思って準備してたのに、持ってくるのを忘れちゃった~~」と言っていたのを、あやめ草さんのところで紹介されていた中にタイトルを見て思い出しました。

で、早速読んでみました。
単純に面白いと思うけど、やっぱり今読むと先のことをあれこれ考えながら読んでしまいますね。
改めて感じたのは、ここは譲れない!というポイントって人それぞれなんだなあということ。
このマンガだとどうしてもお国柄からのギャップというふうに読んでしまいがちだけど、私と作者さんは同じ日本人でも考えは違うんですよね。ということは、私と相方だって当然違うわけで。当たり前といえば当たり前のことなんですけれどね。

笑って、考えて、今の私には2度美味しい一冊でした。

『叫びと祈り』 梓崎優 

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
面白いのだけど、何故か物語に没頭できず、なんとなくすっきりしない気持ちを抱えたままで読んでいたせいか、読み終えるまでに時間がかかってしまいました。きれいな文章なのだと思うのだけど、私の読むリズムとどうも合わないようで、何度も同じところを読んでしまうこともあり…。

でも、すっきりしないのはそれだけが理由じゃないよなあと思いながら最終話の「祈り」を読んで。

なんとなく、違和感の正体がわかったような気がしました。たぶんポイントは物語に対する斉木の立ち位置と関わり方だったんだと思う。その私が抱えていたモヤモヤは形を変えて心に残りました。具体的にはネタバレになるので書けないけれど、タイトルに気持ちが重なった感じです。

『あなたに贈る×(キス)』 近藤史恵 

あなたに贈るキス (ミステリーYA!)
感染したら二週間後には確実に死に至る病、ソムノスフォビア。感染ルートはひとつ、キャリアと唇を合わせるキスをすること。

法律で唇を合わせるキスが禁止されている世界で語られることで、改めて「キス」という行為が愛情表現の中でもトクベツなものなんだなあと思わせられます。

少女期特有の潔癖さが描かれてこその物語ではないかと思います。が、全寮制の共学の学校が舞台なのに、砂川くんや林先輩以外の男子の存在感がとても希薄で、「あ、共学だっけ;」と思うこともしばしば。それがよいのかよくないのかはわからないけど、私はこの物語の雰囲気は好きですね。

ただ、ラストはもうちょっと違う展開がよかったかな…。

それと、あとがきがとてもよかったです。この2ページも私の大切なビー玉になりそう。

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